運営者紹介：HAYATO
はじめまして。 このブログ『The Decision Lab』の管理・執筆、そしてすべての決断を研究する「所長」のHAYATO（ハヤト）と申します。
数あるブログの中から、この小さな「決断の研究所（The Decision Lab）」を見つけてくださり、本当にありがとうございます。
「今日のランチ、何を食べよう？」 「どの動画配信サービスが、一番自分に合っているんだろう？」 「人生を左右する、この大きな決断は本当に正しいのだろうか？」
私たちの日常は、大小様々な「決断」の連続です。 選択肢は無限に広がり、情報は溢れ、私たちはいつしか「選ぶこと」に疲れ、知らず知らずのうちにストレスを溜めています。そして、その先にあるのが「ああすれば良かった」という、あの苦い感情――後悔です。
私が「後悔の天才」だった頃
偉そうに語る私も、ほんの数年前までは、あなたと同じ、あるいはそれ以上に「後悔」を繰り返す日々を送っていました。私は自他共に認める「後悔の天才」だったのです。
「みんなが良いと言うから」と買った高級ガジェットは数回しか使わず、ホコリを被り。 「今を逃せば二度と手に入らない」と衝動買いした服は、クローゼットの肥やしとなり。 「安いから」という理由だけで決めた旅行は、値段相応の体験しか得られずに終わる。
そんな小さな後悔の積み重ねは、確かな「自己嫌悪」として、私の心に少しずつ澱のように溜まっていきました。
決定打となったのは、社会人5年目の頃、なけなしのボーナスをはたいて購入した一脚のデザイナーズチェアでした。「一生モノだから」というセールストークを鵜呑みにし、デザインの美しさだけで30万円を超える椅子を即決。しかし、私の身体にも、部屋の雰囲気にも、そしてライフスタイルにも、その椅子は全く合いませんでした。
座り心地は悪く、腰は痛め、部屋で浮きまくるその椅子を見るたびに、私の胸はズキリと痛みました。結局、1年も経たずに半値以下で手放すことに。失ったお金以上に、「なぜ、私はこんなにも愚かな決断をしてしまったのだろう」という深い後悔と無力感が、私を支配しました。
「決断」を、科学する
この痛恨の失敗を機に、私は決心しました。 「もう二度と、感覚や勢だけで大きな決断をするのはやめよう」と。
問題は「何を買ったか」ではなく、「どう決めたか」というプロセスそのものにあったのです。
それ以来、私はあらゆる決断を、まるで研究室の実験のように扱うようになりました。
- 目的の定義： 自分は、その選択によって「本当に何を得たいのか？」を明確にする。
- 情報収集と比較： ネットのレビュー、専門家の意見、利用者の生の声。あらゆる情報を集め、客観的に比較分析する。
- 基準の設定： 価格、品質、時間、将来性。自分だけの「評価基準」を設け、点数化する。
- リスクの想定： 最悪の事態を想定し、それが許容範囲内かを冷静に判断する。
この「決断の科学的アプローチ」を繰り返すうちに、私の人生から「大きな後悔」は劇的に姿を消しました。それどころか、一つ一つの選択に自信と納得感が生まれ、日々の満足度が飛躍的に向上したのです。
このブログが目指す場所
このブログ『The Decision Lab』は、かつての私のように「後悔したくない」と切に願うあなたのための、意思決定の実験室（ラボ）です。
私が実践してきた「決断を科学する」ための知識と経験のすべてを、この場所に記録していきます。高価な「モノ」選びから、あなたの時間を豊かにする「コト」選び、そして日々の満足度を左右する「暮らし」づくりまで。
あらゆる選択の場面で、あなたが後悔のない「最善の一手」を選べるよう、信頼できるデータと、多角的な視点からの分析を提供することをお約束します。
この研究所でのリサーチが、あなたの人生をより豊かで、満足度の高いものに変える一助となれば、私にとってこれ以上の喜びはありません。
どうぞ、ごゆっくりと「決断の科学（The Decision Lab）」の世界をお楽しみください。
The Decision Lab 所長 HAYATO
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